後々の事についての説明の大切さを感じた。

今日は、ある写真屋さんの依頼で雨漏りの原因調査に行ってきました。

築十数年の建物は、外壁がALCで吹付け塗装とジョイントの目地が劣化してボロボロの状態でした。
お客様には、ALCの外壁は定期的にメンテナンスが必要な事を説明。
しかし、お客さん的には、納得がいかない様子・・・。
ALC貼りの建物とか特にそうなんですが、外部の塗装、シーリング、屋上の防水など定期的メンテナンスしないといけない事を知らないんですよね。
ちょっと大きな建物だと、数百万なんて簡単に掛かってしまう。
設計の段階で、お客様に後のランニングコストについて、しっかり説明をして使用する材料を決定する事の大切さを感じました。

現場監督は、設計図に基づいて、良い建物を建てればいいのですが、着工する時点で、お客様に後々の事についての説明をし、理解をしていただかないといけないと感じました。

本当は、設計屋さん、営業さんが契約する時点で説明しておくべき事なんですけどね。